ラボグロウンダイヤモンド

ラボグロウンダイヤモンドとは?天然との違いや価格、選び方まで専門家が完全解説【2025年最新版】

はじめに

近年、注目を集めている「ラボグロウンダイヤモンド」。
見た目や輝きは天然ダイヤモンドと変わらないにもかかわらず、価格はお手頃で、環境にもやさしい——そんな次世代の選択肢として、多くのカップルやジュエリーファンから支持を集めています。

本記事では、ラボグロウンダイヤモンドの基礎知識から、価格・品質・サステナビリティの観点での天然ダイヤモンドとの違い、さらには購入時の注意点やおすすめのブランドまで、徹底的に解説します。

「本当にラボグロウンでいいの?」「天然とどう違うの?」「どこで買えるの?」
そんな疑問に、ダイヤモンド専門店としての知見をもとに丁寧にお答えしていきます。

これから婚約指輪を選ぶ方や、ラボグロウンに興味を持ちはじめた方にとって、後悔のない選択ができるようなガイドとなれば幸いです。

1.ラボグロウンダイヤモンドとは何か?科学が生んだ本物の輝き

ラボグロウンダイヤモンド=ダイヤモンド

ラボグロウンダイヤモンドは、名前の通り「ラボ(研究室)で育てられた」ダイヤモンドです。天然ダイヤモンドと同じ炭素構造を持ち、見た目・硬度・輝きすべてが**天然と同一の“本物のダイヤモンド”**です。

一般的には「合成ダイヤモンド」と呼ばれることもありますが、モアッサナイトやキュービックジルコニアといった“模造石”とは根本的に異なり、 構造的にも科学的にも本物のダイヤモンドである という点が最も重要です。

ラボグロウンダイヤモンドは、主に2つの方法で作られます。ひとつは「HPHT法(高温高圧法)」で、天然ダイヤと同じような高温高圧の環境を人工的に再現して生成する方法。もうひとつは「CVD法(化学蒸着法)」で、より現代的で安定的な生産が可能となっており、 1カラット以上の大粒の美しい石にも対応できる ため、ブライダルジュエリーの世界ではこちらが主流になりつつあります。

2.天然ダイヤモンドとの違いとは?見た目・価格・価値を徹底比較

ラボグロウンと天然ダイヤモンドの最大の違いは、生成される環境だけです。 肉眼で見分けることは不可能で、専用の鑑定機器を使うなど非常に高度な判定が必要 となります。もちろん、ラボグロウンにもGIAやIGIといった世界的な鑑定機関のグレーディングレポートが発行されるため、信頼性の面でも安心です。

では、価格はどうでしょうか?

ラボグロウンダイヤvs天然ダイヤカラット別価格表

実はこの点において、ラボグロウンは圧倒的な優位性を持っています。たとえば同じ1カラットのダイヤモンドで比較した場合、天然であれば100〜150万円程度が一般的なのに対して、 ラボグロウンなら約40〜70万円程度で手に入る ことが多く、 30〜50%ほど価格を抑えながら同等の品質を実現できる のです。

加えて、ラボグロウンダイヤモンドは採掘を伴わないため、 環境負荷が非常に低く、労働問題や紛争ダイヤモンドといった倫理的なリスクも回避できる というメリットもあります。地球や人に優しい選択として、世界中で注目されているのです。

ラボグロウンダイヤモンドのサステナビリティ

ただし、リセールバリュー(再販価値)という面では、希少性のある天然ダイヤの方が市場価格が安定していることも事実です。とはいえ、多くの人が婚約指輪や記念ジュエリーにダイヤを選ぶ際に最も重視しているのは、**資産価値よりも“想いを込めたジュエリーとしての価値”**ではないでしょうか。

そして最後に、ラボグロウンの市場動向について。アメリカやイギリスでは、すでに婚約指輪の約半数がラボグロウンに置き換わったという調査もあります。日本でもその流れは確実に訪れており、今後の主流になることは間違いありません。

3.ラボグロウンダイヤモンドが選ばれる理由とおすすめの人

ラボグロウンダイヤモンドが人気を集めている理由の一つは、 「同じ予算でワンランク上のダイヤを選べる」こと です。たとえば、予算が40〜50万円だったとしても、天然なら0.3〜0.5カラットが精一杯。しかしラボグロウンなら 1カラット超の大粒ダイヤ も視野に入ります。写真映えや存在感を求める方にとっては、これほど魅力的な選択肢はありません。

10種類のダイヤモンドの形

また、近年では オーバル・エメラルド・ペア・マーキスなど“ファンシーシェイプ”のダイヤモンド を希望される方も増えていますが、こうした形の石は天然だと非常に高価で手が出しづらいのが現実。ラボグロウンなら、 サイズ・形・カラーなど、自分らしい個性を自由に表現できる 点も大きな魅力です。

さらに、サステナビリティやエシカルな視点でジュエリーを選びたいという方にとっても、ラボグロウンはぴったりの選択肢。採掘による森林破壊や児童労働などの問題から距離を置きたいと考える方には、 心から納得できるクリーンなダイヤモンド として選ばれています。

実際、ラボグロウンダイヤモンドのエシカルな側面に惹かれて購入されるお客様が多くいらっしゃいます。

DIALLUREの口コミ

4.どこで買える?東京でラボグロウンダイヤモンドを体験できるブランド

天然ダイヤ0.5カラットとラボグロウンダイヤ1カラットのサイズ感比較

日本ではまだラボグロウンダイヤモンドを実際に手に取れる常設のショールームがあるブランドは多くありません。

しかし、「DIALLURE(ディアリュール)」では、白金高輪のショールームで実際に 天然ダイヤとラボグロウンダイヤの両方を比較でき、1カラット以上の大粒ラボダイヤも見ることができます。10種類以上のダイヤシェイプと、海外風のスタイリッシュなセッティングが特徴で、 セミオーダーからフルオーダーまで柔軟に対応可能 です。

LINEでの相談も可能で、来店前から専門家とやりとりができるため、初めての方でも安心です。英語や中国語での対応も可能で、国際カップルやインバウンドの顧客にも人気があります。

一方、全国展開している「Brilliance+」では、既製型をベースとしたセミオーダー方式で、天然・ラボ両方に対応しています。

2つのブランドの比較など詳細は『DIALLUREとBrilliance+を徹底比較 | ラボグロウン&天然ダイヤ対応ブランドの違いとは?』をぜひ参照ください。

5.よくある質問(FAQ)

Q1. ラボグロウンって偽物なんじゃないの?

→ いいえ。ラボグロウンは、炭素の結晶構造が天然とまったく同じ“本物のダイヤモンド”です。見た目も輝きも天然と変わりません。

Q2. 鑑定書は付きますか?

→ はい。婚約指輪の場合、一石あたり0.3カラット以上のセンターダイヤモンドには、GIAやIGIといった信頼性の高い国際機関の鑑定書が付与されます。

Q3. 結婚指輪や婚約指輪に使っても問題ありませんか?

→ もちろんです。むしろ、希望のサイズやデザインを実現しやすいため、 “想いを形にするジュエリー”にこそ最適 だといえます。

Q4. 海外では本当に人気なんですか?

→ はい。アメリカやイギリスではすでに婚約指輪の約半数がラボグロウンに切り替わっており、いまや“新しい常識”となっています。

Q5. 将来の価値が不安です。後悔しませんか?

→ 資産としてのリセールバリューを重視するなら天然が向いていますが、ラボグロウンは“自分にとっての価値”や“ジュエリーとしての満足度”を大切にする方に選ばれています。

まとめ|“本物の輝き”を、より自由に、よりあなたらしく

ラボグロウンダイヤモンドは、価格面・倫理性・デザインの自由度など、多くの面で現代の価値観にフィットした選択肢です。
「本物であること」は変わらず、 その“手の届きやすさ”や“選択の自由”が、いま多くの人に支持されている理由 でもあります。

天然とラボ、どちらが正解かではなく、「どちらが今の自分にとってしっくりくるか」が大切です。
迷ったら、 両方を比べて、触れて、納得して選ぶ のがおすすめです。

📍 東京・白金高輪で、1カラット以上のラボグロウンダイヤを実際に体験できます。
LINEでの事前相談や、完全予約制のショールームでのご案内も可能です。まずはお気軽にご相談ください。

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