結婚指輪はどこの指にはめる?指輪ではない選択肢はある?

結婚指輪は通常、左手の「薬指」にはめられることが一般的です。ただし、国や文化によっては異なる場合もあります。今回は、結婚指輪をはめる指について詳しく解説いたします。

1.結婚指輪の由来 ~古代エジプトと古代ローマの指輪~
2.結婚指輪はどこにはめるのが正しい?
3.結婚指輪を購入しない人は指輪以外に何をもらう?もらわない人も?
4.歳を重ねて結婚指輪が入らなくなったらどうする?
5.まとめ

 

1.結婚指輪の由来  ~古代エジプトと古代ローマの指輪~

結婚指輪の由来は歴史的にさかのぼることができ、様々な文化や宗教において異なる起源があります。

指輪の起源は古代エジプトにまでさかのぼります。エジプト人は円環が永遠を象徴すると信じ、指輪を永遠の愛と結びつけました。はじめは金属ではなく、麻の紐などが使用されたといわれていますが、徐々に獣の皮や骨、象牙など耐久性に優れた素材を使うことで富や豊かさを象徴しました。さらに死後の世界への信仰が強かったため、円環の形状は時間の経過に関わらず、死後においても指輪は永遠の結びつきを示しています。

また、結婚指輪の交換については、古代ローマ時代に金や鉄の指輪を交換していたとの記録が残っています。古代ローマでは、指輪は「結婚の証」とされ、「花婿は花嫁に金の指輪を、花嫁は花婿に鉄の指輪を」贈っていたようです。当時は男性が上の存在であったために、女性が男性に対し、”忠誠を誓う印”とされていました。

 

2.結婚指輪はどこにはめるのが正しい?


結婚指輪をはめる指については、文化や個々の好みにより異なりますが、一般的には左手の「薬指」にはめることが多いです。この習慣は、古代エジプト文化に由来しているとされています。彼らはこの指には心臓へ通じる「vena amoris(愛の静脈)」があると信じていました。愛情や感情が心臓を通じて相手に届くというロマンチックな意味合いが込められています。

 

3.結婚指輪を購入しない人は指輪以外に何をもらう?もらわない人も?

とはいえ普段あまり指輪をつける習慣がなく、結婚指輪を購入しても使わない気がするという方もいらっしゃるかもしれません。

ゼクシィ結婚トレンド調査によると、結婚するカップルのうち、約98%の大多数が結婚指輪を購入していますが、残りの1%程度は結婚指輪を購入していないようです。

理由としては様々ですが、大きく3つ挙げられます。1つ目は金銭的な理由、2つ目は職業的または金属アレルギー等で指輪を身に着けられない、3つ目は結婚のしきたりに左右されたくない、アクセサリーが好きではない等の趣向の問題といった理由があるようです。

結婚指輪を購入しない場合、代わりとして圧倒的に人気なアイテムは「ネックレス」です。結婚指輪より予算的に抑えつつ、ネックレスは日常使いにもフォーマルにも対応できることに魅力を感じている人が多いようです。次に「時計」「ピアス・イヤリング」など結婚の記念品として指輪ではないものの、普段から身に着けられるものが選ばれています。

また、結婚が決まったタイミングでは、結婚式・新婚旅行・引っ越しなどで出費がかさむため、「婚約指輪と結婚指輪の2つも要らない」といった理由で指輪は華やかなデザインのものを1つにする方もいます。

一度は納得したとはいえ、指輪を諦めた人の中には、「やっぱり指輪を買っておけばよかった」「手元がさみしくなってきたから指輪の重ね着けがしたい」などと心変わりすることも。ネックレスをお持ちであれば後から指輪にリフォームすることも可能です。

また数年経って少し余裕が出てきたタイミングやスイートテンなどの特別な記念日に再度指輪の購入を検討される方も多いようです。


4.歳を重ねて結婚指輪が入らなくなったらどうする?

結婚指輪は生涯にわたって大切に使うことができますが、年齢を重ねるとともに、指の太さやサイズが変化することがあります。あくまでも個人差がありますが、一般的に歳を重ねると指が太くなる人が多いようです。(逆に細くなる方もいらっしゃいます。)入らなくなってしまった指輪はもうはめることができないのかというとそうではありません。フルエタニティなど一部のデザインでサイズ直しができないものもありますが、サイズ直しを施すことにより、入らなくなってしまった指輪をまた着けられるようになります。(DIALLUREでは、+-2サイズの調整が可能です)
また、先ほどの例とは反対に指輪をネックレスなどにリフォームすることで、愛着のあるジュエリーを別の形で楽しむこともできます。


5.まとめ

結婚指輪が左の薬指にはめられる伝統には、歴史的な背景や文化的な要素が絡んでいます。しかしながら、必ずしも左手の薬指に着けるものでもなく、それぞれの好みや生活スタイルによって変化しています。また、指輪という概念にとらわれず、

相手を想う気持ちが大切なため、指輪以外の選択肢で記念品を贈るのもいいでしょう。

なお、予算的に指輪の購入を諦めてしまいそう方は是非DIALLUREのコンシェルジュにご相談ください。本物のダイヤモンドでありながらコストパフォーマンスに優れたラボグロウンダイヤモンドのエタニティリングなどあなたにとって最適なご提案をさせていただきます。

 

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